マルセンカザン（2002年生、母カネヤマカザン）

マルセンカザン（2002年4月3日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時17歳）と交配したカネヤマカザンが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、地方10戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のスポーツニッポン賞(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道セプテンバーセールアングロアラブ1歳」に上場され、広島県馬主会によって210万円で落札された。

高本友芳厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2004年）

7月3日、デビュー戦は越智誠騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は517kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で越智誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドジーターに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた4戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルセンマイウエーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

10月31日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のエクセレント特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（2005年）

6月5日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノヒボタンに3馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のスポーツニッポン賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスターリーゼノンに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、アラ系一般C2 13（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカローレルから半馬身差の2着となった。

7月31日、連闘で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、アラ系一般C2-13ハ（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジタイムからクビ差の2着に甘んじた。