ウエルノンクィーン（2001年生、母レデイーポピー）

Wellknown Queen

2001.03.08

ウエルノンクィーン（2001年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時11歳）と交配したレデイーポピーが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三和牧場。戦績は、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三和牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

飯野文明厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2003年）

11月25日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は439kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

12月31日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、立花伸騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

3歳（2004年）

1月8日、連闘で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で立花伸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

1月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で立花伸騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた5戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は立花伸騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

3月17日、中1週で迎えた7戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、遅いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のクリノケーティングをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月21日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

5月31日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6月10日、中0週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で納谷和玖騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

7月7日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で納谷和玖騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた14戦目は、山田勝騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。