ロングアラワシ(1987年生、母アラブクイーン)
Long Arawashi
1987.04.30
ロングアラワシ(1987年4月30日)は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタカラトウザイ(当時10歳)と交配したアラブクイーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(有)本間牧場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1989年のアラ系3歳未勝利。
経歴
デビュー前
長浜博之厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(1989年)
9月10日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。馬体重は448kg。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハシエイトに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
3歳(1990年)
2月10日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下(小倉ダート1000m 曇/良)に54kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。
3月10日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別(中京ダート1700m 晴/良)に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手(1戦0勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
3月25日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上400万下(中京ダート1700m 晴/良)に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手(2戦0勝)。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。
5月30日、中8週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳(園田ダート1300m 晴/良)に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上E2 E3(姫路ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手(1戦0勝)。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月12日、中2週で迎えた7戦目は、寺嶋正勝騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D8 E1(園田ダート1300m 曇/良)に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月7日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上D8 E1(園田ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で寺嶋正勝騎手(1戦0勝)。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた9戦目は、保利良次騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上D8 E1(園田ダート1300m 曇/良)に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月24日、中3週で迎えた10戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上E2 E3(園田ダート1300m 曇/稍重)に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。