ライラックアンサー（1988年生、母マロンライラック）

ライラックアンサー（1988年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時22歳）と交配したマロンライラックが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

4月27日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた2戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた3戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

7月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、西橋昇騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月28日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったワッグガールに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウトウリキに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月21日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた10戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。