カネショウプリンス（1990年生、母タニノリユウ）

Kanesho Prince

1990.03.29

カネショウプリンス（1990年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテプリンス（当時13歳）と交配したタニノリユウが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は篠原茂騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

10月17日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

10月30日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で篠原茂騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

4歳（1994年）

1月2日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、5歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、一般C6ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた8戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般C6（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキクノヌーボから1馬身半差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C6（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアテンションから3馬身差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6（新潟(地)ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた14戦目は、一般C4イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。