ルーナヴェント（2012年生、母ナウシカトウショウ）

ルーナヴェント（2012年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「月（伊）＋風（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時12歳）と交配したナウシカトウショウが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

5月10日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

6月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

8月9日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウオウケンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウルドシャトルに3馬身の差をつけて制した。

11月7日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた8戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。