スマートキングダム（2019年生、母デプロマトウショウ）

スマートキングダム（2019年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+王国」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時18歳）と交配したデプロマトウショウが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田牧場。主な勝ち鞍は2023年の4歳以上C3二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、桑田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

2月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

8月28日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で荻野極騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

2022年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月13日、中6週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2023年）

3月2日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のニシノフォーリーフに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月5日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトキメキナイトを凄まじい末脚で半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

7月20日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5歳（2024年）

1月4日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプロジェクトエーを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて断然人気に応えた。

1月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエイシンフォーランを半馬身振り切って4勝目を手にした。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。