アイファーフドオー（2014年生、母アイファースイーツ）

アイファーフドオー（2014年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋不動明王より」。毛色は鹿毛。種牡馬のローレルゲレイロ（当時10歳）と交配したアイファースイーツが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地8戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月8日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3歳（2017年）

4月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた5戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

10月27日、中2週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!三木直夫・郁子金婚式記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のディヴィデンドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月1日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャラバンに8馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

12月9日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

4歳（2018年）

3月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた9戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4月4日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、臥龍桜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

5月19日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は三津谷隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三津谷隼人騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。