ゴールドキャロル（2001年生、母クリスタルキャロル）

ゴールドキャロル（2001年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金の賛美歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時15歳）と交配したクリスタルキャロルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達洋生。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方32戦3勝。主な勝ち鞍は2005年の一般C6。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月20日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は416kg。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したヴェイパートレイルにアタマ差届かず2着となった。

10月4日、中1週で迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

3歳（2004年）

4月4日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスシューズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月7日、中1週で迎えた10戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中5週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた14戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のオナーロールに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月29日、連闘で迎えた15戦目は、つくし特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月8日、中0週で迎えた16戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオグリシーズに1馬身半の差をつけて優勝

4月15日、連闘で迎えた17戦目は、牝馬限定戦の丁子桜賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般B11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた19戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般B11（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月2日、連闘で迎えた21戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイワコーシャスをハナ差振り切って雨下の一戦を制した。

6月9日、連闘で迎えた22戦目は、せっちゃんお誕生日おめでとう賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた23戦目は、紅花特別（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた24戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた25戦目は、スカーレットちゃん誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた26戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（12戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた28戦目は、一般B8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた29戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般B8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた31戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた32戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月8日、連闘で迎えた33戦目は、上野正善AIR記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた34戦目は、航汰朗3歳バースデー（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた35戦目は、牝馬限定の一般B10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた36戦目は、一般B10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた38戦目は、白菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

11月11日、中0週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた39戦目は、岐阜検番記念杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。