エアランカスター（2001年生、母Lady Rushmore）

エアランカスター（2001年3月7日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋中世イギリス王家」。毛色は鹿毛。種牡馬のパントレセレブル（当時7歳）と交配したLady Rushmoreが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上C9-2。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

9月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月11日、中7週で迎えた3戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユウターラスカルを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルキーシャウトを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビオトープに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

1月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月18日、中0週で迎えた9戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C7-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C6-2（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッキーワールドを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた14戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。