エヴェレストバイオ（2011年生、母ヒカルトキメキ）

エヴェレストバイオ（2011年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界最高峰＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したヒカルトキメキが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中館牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方37戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の2016夏川崎ジョッキーズカップ(一般C3)。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月9日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

7月5日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月15日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったホワイトチェイサーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のラウレアに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、中2週で迎えた8戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のクロコサイレンスに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月7日、中6週で迎えた9戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の快速賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月29日、中7週で迎えた11戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4月1日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビビッドフレイムに3馬身の差をつけて優勝

5月14日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2十三十四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のピアーノに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

10月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（11戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた22戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、宇宙ロボットキングジョー杯（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5歳（2016年）

1月3日、中2週で迎えた24戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた25戦目は、よみうりランド丘の湯記念（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた26戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C3（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3十十一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3七八（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイプルキュートに7馬身の差をつけて5勝目を収める

6月15日、中2週で迎えた32戦目は、ダッシュ賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般C3六七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた35戦目は、2016夏川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナモンブライアンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて制した。

9月9日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦のコスモス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた37戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラストタキオンに1馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

11月4日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた39戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

6歳（2017年）

1月4日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた41戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた42戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（14戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。