カルストンレコード（2003年生、母ユウコウターナ）

カルストンレコード（2003年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋記録」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したユウコウターナが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は広川忠久。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D5二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、広川牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

8月21日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず18着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

4歳（2007年）

5月8日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタガノハッスルをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

7月4日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上D3三（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたタルトフレーズ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

6歳（2009年）

1月24日、約18か月の休み明けで迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。