イノセントソレル（2019年生、母フラヴィニー）

イノセントソレル（2019年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天真爛漫な栗毛」。毛色は栗毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時13歳）と交配したフラヴィニーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は見上牧場。主な勝ち鞍は2022年の名古屋モーニングフィーバー35。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月27日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

3歳（2022年）

7月10日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

8月19日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー34（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー35（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンガスキャットに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中0週で迎えた6戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー43（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、リアルモンスターに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー49（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた9戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた10戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2023年）

5月31日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

デビュー前

宇野木博徳厩舎（浦和）へ入厩。

6月30日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は509kg。11頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

7月17日、中6週で迎えた12戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアカルイスモウブを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月10日、中2週で迎えた13戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた14戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた15戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた16戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。