ダイエットガール（2001年生、母トウカンミネルバ）

ダイエットガール（2001年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ダイエット＋少女」。毛色は鹿毛。種牡馬のミシエロ（当時11歳）と交配したトウカンミネルバが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

9月23日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダンスコンポーザーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月18日、中7週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若獅子特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

3歳（2004年）

10月8日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

11月5日、中3週で迎えた5戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシイーグルに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2005年）

1月12日、中5週で迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったタカオモンタにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月14日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シンプルラブに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

5歳（2006年）

4月27日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた10戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。