メドゥーサ（2012年生、母シナノネージュ）

メドゥーサ（2012年2月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する怪物」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時9歳）と交配したシナノネージュが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月31日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

5月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

6月7日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

7月15日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、新冠町フタップの滝賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた5戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は藤井勘一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、イナズマイーリスに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、北のフルーツ王国よいち賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。