ヤングウタヒメ（1994年生、母ストリジーダ）

Young Utahime

1994.06.06

ヤングウタヒメ（1994年6月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレオダーバン（当時6歳）と交配したストリジーダが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

9月8日、デビュー戦は柿元嘉和騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

9月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿元嘉和騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月15日、中1週で迎えた6戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3歳（1997年）

2月2日、中6週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柿元嘉和騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズカアオイを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

3月15日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。