ソービック（2014年生、母ステファニーチャン）

ソービック（2014年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「とても大きい」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時14歳）と交配したステファニーチャンが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方13戦0勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、澤村敏雄によって723.6万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月9日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

8月28日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月16日、中6週で迎えた4戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3歳（2017年）

2月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のタガノアヌビスに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

3月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月18日、中8週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

9月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

10月28日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（4戦1勝）。17頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた13戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4歳（2018年）

3月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、金沢けいば・開幕!楽天競馬賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた15戦目は、曳山祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた16戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、ついたち結び特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、一里野まんぷくりんまつり特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた18戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、現代美術展七尾展特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、茅の輪くぐり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、楽天競馬はスマホでラクラク!特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた22戦目は、あさがお常設展特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた23戦目は、宝立七夕キリコまつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた24戦目は、ヤングジョッキーズTR金沢第2戦（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた25戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、小木袖キリコ祭り特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた26戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。