ゴールドヘクター（2009年生、母タッチオブゴールド）

ゴールドヘクター（2009年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時17歳）と交配したタッチオブゴールドが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ジェイアールによって2,100万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月15日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゴールドゼウスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月22日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月4日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（6戦1勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。