アルスノヴァ（2005年生、母オリエンタルアート）

アルスノヴァ（2005年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「新しい芸術（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したオリエンタルアートが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年のエリカ賞(500万下)。

経歴

デビュー前

13歳のとき、社台コーポレーションから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、前川勝春によって1,220.4万円で落札された。

社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月21日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したダノンイサオにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアドマイヤグッドを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のランチボックスをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。