エルムダンサー（1985年生、母エリモパール）

Elm Dancer

1985.05.12

エルムダンサー（1985年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフロステイエスキモー（当時11歳）と交配したエリモパールが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別 敏朗。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

田中康三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

6月21日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

8月2日、中5週で迎えた2戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したリンボートップを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

9月6日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアヤノセンプーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗れた。

9月19日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた6戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。