アプレイザー（2020年生、母アンティックドール）
Appraiser
2020.05.11
アプレイザー（2020年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鑑定士」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時12歳）と交配したアンティックドールが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 勝春。主な勝ち鞍は2023年の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞(B7)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、前川勝春から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって429万円で落札された。
森田直行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2022年）
11月27日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。
12月17日、中2週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。
3歳（2023年）
1月8日、中2週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。
1月22日、中1週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
4月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
5月20日、中2週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。
6月11日、中2週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。
7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。
7月25日、中1週で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタマモソリストに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
8月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の楽天競馬ならポイントで馬券が買える賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のケイアイマゴラに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
8月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の十万石まつり賞 B特選（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。
9月24日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンケンランを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
10月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミツカネアースに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
10月24日、中1週で迎えた15戦目は、山中節唄いやんこ特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた16戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、@___sui_zzz すいちゃん生誕杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた17戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、祝!ギャンブラー役当選 まいは馬記念 特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。
12月21日、中4週で迎えた18戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。
4歳（2024年）
1月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳C3（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、シルバーニードルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
2月23日、中5週で迎えた20戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したギレルモに半馬身届かず2着となった。
3月28日、中4週で迎えた21戦目は、みんなが輝くまちあげおアッピー賞（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
4月18日、中2週で迎えた22戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。
5月23日、中4週で迎えた23戦目は、上尾市観光協会 あっぽ賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリノファルコンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて4勝目を収める
デビュー前
1歳のとき、前川勝春から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって429万円で落札された。
宇野木博徳厩舎（浦和）へ入厩。
7月15日、中7週で迎えた24戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、人形のまち岩槻まつり賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、勝ったジェノバフレイバーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
8月20日、中4週で迎えた25戦目は、キミに決めた!白岡美人賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。
9月19日、中3週で迎えた26戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、歴史に彩られた人形のまち 鴻巣賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラニーズグレイスに5馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
10月21日、中4週で迎えた27戦目は、一般C2三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のリュウノファントムに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。
11月19日、中3週で迎えた28戦目は、高崎ハム賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。