ステキナダンス（1986年生、母エリモガデイス）

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

5月7日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクインゼットに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた2戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月4日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は河内洋騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスリーリリックに1馬身3/4の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

11月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

4歳（1990年）

6月9日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、マツスイフトに交わされて1馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシュヌークに3馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月18日、中2週で迎えた9戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の七重浜特別（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマルサチャーリーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。