アンドアイラヴハー（2021年生、母Can't Buy Me Love）

And I Love Her

2021.02.07

アンドアイラヴハー（2021年2月7日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「曲名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のNo Nay Never（当時10歳）と交配したCan't Buy Me Loveが6歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月9日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ファビュラススターに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月16日、中9週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたユキノロイヤル決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3歳（2024年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のジャグアールに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月4日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたニコラウス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中5週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したジューンブレアに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月3日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの旭川特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、伸びてきたブルーミンデザイン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月15日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。