カラーカトレア（2006年生、母ドラールクラウン）

カラーカトレア（2006年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「色＋花名」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルライン（当時13歳）と交配したドラールクラウンが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方33戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳B7。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月18日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず14着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた4戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月24日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

7月17日、中7週で馬体重を前走からさらに29kg増やして迎えた6戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイレントボスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファインフレスコに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月11日、中2週で迎えた12戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のカトレア賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケイワンスイートを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

12月23日、中1週で迎えた17戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

4歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したピーチロードを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

1月13日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた21戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹田吉秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた23戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹田吉秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月18日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた25戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた27戦目は、金沢城入城特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

7月9日、中0週で迎えた29戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた31戦目は、和倉温泉特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた32戦目は、黄金岩牡蠣特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた34戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったナンヨーアドニスに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C3七（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。