シンセイクイン（1994年生、母ウォータールビー）

Shinsei Queen

1994.03.17

シンセイクイン（1994年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時8歳）と交配したウォータールビーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月20日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジェイドアイを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月7日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦1勝）。17頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

10月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4歳（1998年）

5月17日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。