ワインドアップ（2006年生、母ラムワンクイン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって850.5万円で落札された。

3歳（2009年）

1月16日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホシノビジンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月13日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったアンビションガルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフリオアルバトロスを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月28日、中5週で迎えた4戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた5戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月30日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月10日、中9週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋哲也騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月21日、中9週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋哲也騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4歳（2010年）

1月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋哲也騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた11戦目は、4歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋哲也騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた12戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋哲也騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月23日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

12月21日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた14戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5歳（2011年）

1月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3七（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミサトシャープを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

2月9日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般C3九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

6月1日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月5日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、一般C3八（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（11戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

10月17日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3八九（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3八九（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトニーアルメイダに約10馬身の大差をつけて3勝目を手に入れた。

6歳（2012年）

9月12日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた24戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のエマに5馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

10月9日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（14戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のガルブラストに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月19日、中5週で迎えた26戦目は、一般C3九十十一（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（15戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のキタノマンドコロに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、一般C3十十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（16戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のグリーンスターズに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7歳（2013年）

2月11日、中8週で迎えた28戦目は、一般C3十二十三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（17戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた29戦目は、一般C3十二十三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（18戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、リバイバルボスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中5週で迎えた30戦目は、一般C3十六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（19戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた31戦目は、一般C3十二十三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（20戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（21戦7勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

7月18日、中4週で迎えた33戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で繁田健一騎手（22戦7勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。