ロブロイズハート（2020年生、母フサイチミライ）

ロブロイズハート（2020年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部+思い」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時20歳）と交配したフサイチミライが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はU・M・A。主な勝ち鞍は2024年の稀羽すうFloating記念(一般C19)。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月19日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

3歳（2023年）

3月18日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず17着に終わった。

11月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヴェロス特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた9戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロシェット特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（2024年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、天照賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、稀羽すうFloating記念（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマイトシップを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

2月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアイリスバローズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマックロスキーをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、マルカブ特別（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた15戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた16戦目は、あすなろ杯（名古屋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦2勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のテスティファイに2馬身半の差をつけて制した。

デビュー前

坂口義幸厩舎（愛知）へ入厩。

5月15日、デビュー戦は柿原翔騎手を鞍上に据えて、おうし座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月21日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、アキアカネ賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた20戦目は、橋木太希騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド名古屋第1戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた21戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

デビュー前

坂口義幸厩舎（愛知）へ入厩。

11月14日、デビュー戦は柿原翔騎手を鞍上に据えて、佐久島特別（名古屋ダート2000m 曇/良）に出走。11頭立ての4番ゲートからスタート。競走除外となった。