トウショウピカイチ（2001年生、母トウショウアロー）

Tosho Pikaichi

2001.02.26

トウショウピカイチ（2001年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のピルサドスキー（当時9歳）と交配したトウショウアローが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

5月6日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月24日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月15日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2004年）

1月28日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムサシテエムを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

2月19日、中2週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したサマーゴールドにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月5日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタカノクエストに1馬身の差をつけて優勝

5月3日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた17戦目は、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

11月4日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。