シグナルファイア（1994年生、母ケイファイヤー）

シグナルファイア（1994年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオウインスパイアリング（当時8歳）と交配したケイファイヤーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方23戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の花月賞(一般B3一)。

経歴

デビュー前

田中康弘厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

9月12日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は525kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアンノーラに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月19日、中9週で迎えた2戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のステッラロードに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウエルシンフォニーに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクリオネーに半馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4歳（1998年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月15日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオーバクサンに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月22日、中9週で迎えた7戦目は、わし座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセブンハピネスを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

7月24日、中4週で迎えた8戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月24日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたミスターニイヴァス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1999年）

1月22日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の立春特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮浦正行騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダブルクリックに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月25日、中4週で迎えた11戦目は、花月賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮浦正行騎手（9戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダブルクリックに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月11日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦のペガサス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮浦正行騎手（10戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた13戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮浦正行騎手（11戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた14戦目は、ロマンチックナイト賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で宮浦正行騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、サダボーイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の’99アデレードシティカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮浦正行騎手（13戦7勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で宮浦正行騎手（14戦7勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

12月11日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のディセンバー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮浦正行騎手（15戦7勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6歳（2000年）

1月11日、中3週で迎えた18戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、ガーネット賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月14日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、ハンデ戦のファンタスティックナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（16戦7勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

7歳（2001年）

8月7日、約12か月の休養明けで迎えた20戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は堀千亜樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

8歳（2002年）

9月12日、約13か月半の休み明けで迎えた21戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1190m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

10月15日、中4週で迎えた22戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。