カムナビ（2015年生、母ヒシレイホウ）

Kamunabi

2015.03.12

カムナビ（2015年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したヒシレイホウが21歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は三村 卓也。戦績は、地方7戦2勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三村卓也から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2017年）

4月28日、デビュー戦は保園翔也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリトルセンチュリーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月28日、中0週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月19日、中7週で迎えた4戦目は、2歳戦の新星特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

11月21日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2018年）

8月6日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた6戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のクインズベンチに7馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のペリドットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。