ワキノグローリー（2001年生、母スイートジョディ）

Wakino Glory

2001.05.23

ワキノグローリー（2001年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時15歳）と交配したスイートジョディが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡 博。戦績は、地方8戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳F42。

経歴

デビュー前

1歳のとき、西村和夫から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、脇山良之によって420万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

11月27日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフリートファインを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

5月13日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F42（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバージンスクエアに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スターライトドルに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

4月6日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るモモイロバンブーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って久々の実戦を物にした。

4月20日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニホンピロレジーアに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒヤクに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリンセスミノリーに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月14日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。