ガルデルクラージュ（2021年生、母ガルデルスリール）

ガルデルクラージュ（2021年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇気を持ち続ける(仏)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時14歳）と交配したガルデルスリールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月1日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したカズゴルティスにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコンテナワールドを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月9日、中7週で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（2024年）

1月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月31日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラスオーストラリア賞（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。