シェナトウコン（2014年生、母タッチブライト）

Siena Tokon

2014.03.03

シェナトウコン（2014年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスマートファルコン（当時9歳）と交配したタッチブライトが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂田牧場。戦績は、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年のドリームチャレンジ。

経歴

デビュー前

冨田敏男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2016年）

4月28日、デビュー戦は内田利雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 雨/重）に出走。馬体重は476kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のパイに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月30日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったサヴァアルジャンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の新風特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のシーサイドジュニア特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のリバーサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田利雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着を確保した。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で内田利雄騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3歳（2017年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の若水特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田利雄騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナルカミをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で内田利雄騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、ホワイトソニックにクビ差交わされて2着に惜敗した。