アリエスキング（2021年生、母ピシーズクイーン）

アリエスキング（2021年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「本馬の誕生日の星座+王様。おひつじ座の王様」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したピシーズクイーンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庄野牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月6日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったライジンマルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月18日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったロードフォアエースに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクロドラバールを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2024年）

3月30日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田口貫太騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

9月15日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったスリリングチェイスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2025年）

2月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアーロンイメルを上がり3位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりの一戦を制した。

4月26日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

8月10日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの揖斐川特別（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田口貫太騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

10月19日、中9週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの聚楽第特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。