スズカモンド（2016年生、母モルフェスペシャル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、町屋勝幸から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって334.8万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、永井啓弍によって1,728万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

6月16日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた7戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（2019年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた12戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

7月6日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた14戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた15戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた16戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた20戦目は、3歳C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウパンゲアに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のピエナモネに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月17日、中1週で迎えた24戦目は、七里の渡し特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原良一騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤原良一騎手（9戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤原良一騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のホリーセクションに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

3月13日、中1週で迎えた28戦目は、片浜十三里特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤原良一騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた29戦目は、JJ0UYX開局1年2ヶ月記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤原良一騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホームチームをハナ差振り切って4勝目を手に入れた。

4月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤原良一騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた33戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオーレアに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

10月30日、中1週で迎えた34戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた35戦目は、森大輔26歳誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のカルチョを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

12月7日、中2週で迎えた36戦目は、いて座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5歳（2021年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた38戦目は、マンリョウ賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（14戦4勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた39戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、雪見酒賞（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、マティーニ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、オーレアに交わされて3馬身差の2着となった。

2月24日、中1週で迎えた41戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のショーンガウアーに2馬身半の差をつけて優勝

3月9日、中1週で迎えた42戦目は、うお座特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた43戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた44戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた45戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

6月16日、中5週で迎えた47戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。