ヒマワリクン（2021年生、母スプリングスワン）

ヒマワリクン（2021年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「『ひまわり賞』での勝利を願って」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時15歳）と交配したスプリングスワンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は福田米造。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦0勝2着1回。2023年のひまわり賞(オープン)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、福田米造から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって341万円で落札された。

緒方努厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月13日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、5着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

8月26日、連闘で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入った。

3歳（2024年）

6月11日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、大隅特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアイタカに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

7月14日、中4週で迎えた5戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月27日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

9月8日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、タマスダレ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、ヒガンバナ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

11月4日、中5週で迎えた9戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、2024 グランプリ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。