ミラクルドン（2011年生、母ハタノガイア）

ミラクルドン（2011年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時22歳）と交配したハタノガイアが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グッドラック・ファーム。戦績は、地方16戦2勝。主な勝ち鞍は2013年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2013年）

10月11日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のセイントコレクターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のサンライズ賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた4戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサウンドホース賞（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（2014年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の若水特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた7戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイーストスパークルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のカーネーション特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤博紀騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤博紀騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦のさざなみスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤博紀騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の山開き特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤博紀騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湘南江の島海の王子杯（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。