ネグレスコ（2021年生、母アイスブレイク）

Negresco

2021.03.14

ネグレスコ（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したアイスブレイクが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦はA.A.ルメートル騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のトランジェントに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.A.ルメートル騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったフラムリンガムに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続でA.A.ルメートル騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミライテーラーを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

3月31日、中4週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのリボン賞（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

9月22日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。