ランデックヴェスパ（2011年生、母ルミナスハーバー）

Landeck Vesper

2011.04.06

ランデックヴェスパ（2011年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「オーストリアのランデック郡庁所在地＋明星」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時8歳）と交配したルミナスハーバーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ブラッドメアから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、簗田満によって157.5万円で落札された。

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月14日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

10月27日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサイレントホークに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳C1三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイルンゲルンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月12日、中0週で迎えた6戦目は、3歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

5月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のサフィニアレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。