イナズマガッサン（1989年生、母センリクーペ）

イナズマガッサン（1989年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブルー（当時5歳）と交配したセンリクーペが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉学。戦績は、地方20戦12勝2着3回。1992年の名古屋杯で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松橋寛厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1991年）

10月8日、デビュー戦は児島真二騎手を鞍上に据えて、馬体重は472kg。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイビンホマレに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月2日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノタイトルから半馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットマンに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のシルバーウィング賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシナノタイトルから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1992年）

1月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のフェニックス特別イ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキンカキジョーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月20日、中1週で迎えた6戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドクラウンに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のスーパーライト記念（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノタイトルに2馬身半の差をつけて優勝

2月27日、中2週で迎えた8戦目は、うお座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカミヤライデンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月27日、中3週で迎えた9戦目は、C（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（8戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノタイトルに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の帝冠賞（名古屋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノタイトルに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で児島真二騎手（10戦8勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリストーンに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

10月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた12戦目は、オクトーバー特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で児島真二騎手（11戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノマーチに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

10月14日、連闘で迎えた13戦目は、全日本アラブクインカップ（園田ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で児島真二騎手（12戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、名古屋杯（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で児島真二騎手（13戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングアトムオーから2馬身差の2着に敗北した。

11月22日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の岐阜銀賞（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で児島真二騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。15着に終わった。

4歳（1993年）

1月22日、中4週で迎えた17戦目は、新春アラブ争覇（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月26日、中8週で迎えた18戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノタイトルに5馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月16日、中2週で迎えた19戦目は、クリスタルカップ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリバーバをクビ差制して勝利数を12に伸ばす

5月26日、中5週で迎えた20戦目は、名古屋杯（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口次夫騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。