オフェーリアシチー（2011年生、母ツーソックス）

オフェーリアシチー（2011年1月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「バラ名＋冠名。本馬毛色より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時15歳）と交配したツーソックスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

5歳のとき、パカパカファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。10歳のとき、パカパカファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、ミルファームによって121万円で落札された。

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,000万円（2万×500口）で一口馬主が募集された。

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月11日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のブリッツカイザーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2014年）

1月12日、中8週で迎えた6戦目は、3歳500万下の朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた7戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

8月16日、中5週で迎えた10戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の八幡特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の天童特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月9日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は田中健騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

4歳（2015年）

1月17日、中9週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

8月16日、約7か月の休養明けで迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい17着に終わった。