ショウナンアウェイ（1999年生、母ショウナンルビー）

ショウナンアウェイ（1999年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時13歳）と交配したショウナンルビーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田和男。戦績は、中央平地10戦0勝、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3 C4。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月6日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

3歳（2002年）

5月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/不良）に出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に敗れた。

6月16日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、6着を確保した。

8月31日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月29日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

4歳（2003年）

2月1日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノゴードンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた13戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、ねこやなぎ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったディナースパイシーから5馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた14戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月19日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた15戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、桜草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったターフケンザンから1馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中2週で迎えた16戦目は、春風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた17戦目は、つつじ特別（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイナルアンサーから3馬身差の2着に敗北した。

12月14日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、葉牡丹特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。