コスモモルニ（2003年生、母リューム）

コスモモルニ（2003年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの２歳戦のレース名」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時15歳）と交配したリュームが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方14戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C2-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北陽ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって420万円で落札された。

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

8月20日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3歳（2006年）

1月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3月30日、中8週で迎えた4戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳T1二（園田ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた7戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月18日、中1週で迎えた8戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた9戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1250m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワラクステルスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月29日、中5週で迎えた10戦目は、3歳戦の横山フルーツ賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノカルネバーレから3/4馬身差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズファインから5馬身差の2着となった。

12月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2-8ロ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2007年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。