プランタンポルト（2011年生、母スプリンググリーン）

プランタンポルト（2011年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「春の扉（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時17歳）と交配したスプリンググリーンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方26戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2 21。

経歴

デビュー前

1歳のとき、様似共栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって630万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月22日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は392kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

8月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月31日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月22日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2014年）

5月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウゴリンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったユメミルチカラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月22日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったアスターブランを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、バトルランチャにクビ差交わされて2着となった。

10月17日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4歳（2015年）

4月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg減らして迎えた16戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた18戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジミノルを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、最後はラストデュエルと並んで3着同着となった。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月30日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。