キラープリンセス（2020年生、母ヴィーナスベルト）

Killer Princess

2020.04.23

キラープリンセス（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「素晴らしい姫」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時9歳）と交配したヴィーナスベルトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2023年の3歳C2五。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月11日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

5月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた2戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。15着に終わった。

8月12日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月25日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のライヴビネガーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

10月2日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、岩手競馬やるならオッズパーク賞（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったメイショウリリアムにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

デビュー前

桜田浩樹厩舎（岩手）へ入厩。

12月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（2024年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で南郷家全騎手（11戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったサハラントアジアに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で南郷家全騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で南郷家全騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。