トラベリングロード（2001年生、母トオワジャニン）

トラベリングロード（2001年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時13歳）と交配したトオワジャニンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木下牧場。戦績は、地方22戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年のJAしずない万馬券特別(一般D2-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木下牧場から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川勝貫次厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2004年）

2月10日、デビュー戦は田中力騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

3月25日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

7月22日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F33（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F31（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F31（園田ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴィアチェーロに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2005年）

4月28日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた10戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた11戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、宮の森特別（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキハタコロネットから2馬身半差の2着となった。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェンツマキシムから2馬身半差の2着となった。

6月2日、連闘で迎えた13戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた14戦目は、円山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、JAしずない万馬券特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンアルジェをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、レチクル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた17戦目は、ウイニングポスト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野望騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた18戦目は、オリオン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月20日、中3週で迎えた19戦目は、やぎ座特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズタチカゼから1馬身半差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた20戦目は、ブラックホーク賞（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は小野望騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた21戦目は、JA門別町馬舞米特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。