バンメガミ（2001年生、母クルンテープ）

バンメガミ（2001年4月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時14歳）と交配したクルンテープが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦3勝2着1回。2004年の日高賞(牝地方重賞)に勝利した他、2004年のウイナーカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木修一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

11月23日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカイザーウイングに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2004年）

1月12日、中6週で迎えた2戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた3戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイブルスプラントに2馬身半の差をつけて制した。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のウイニングマミーを半馬身振り切って勝利をモノにする

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のサマーカップ（水沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のひなげし賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったボロナイビューティから半馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。