フミノリード（1984年生、母タケイクヨ）

Fumino Lead

1984.04.17

フミノリード（1984年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時17歳）と交配したタケイクヨが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は（有）鍋掛牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月19日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は444kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

4月26日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナナを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

5月30日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

10月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で蛯名正義騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアウゲンカイザーを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の霊山特別（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名正義騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4歳（1988年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で蛯名正義騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で蛯名正義騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

6月25日、中5週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で蛯名正義騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で蛯名正義騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（福島芝1800m 小雨/重）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。