ベルモントポケット（2004年生、母ヒラリーポケット）

ベルモントポケット（2004年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時17歳）と交配したヒラリーポケットが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦5勝。主な勝ち鞍は2008年の一般C16。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月4日、デビュー戦は水出大介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず17着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた2戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

3歳（2007年）

10月31日、約12か月の休み明けで迎えた3戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C31（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般C30（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノコマチに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月28日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、一般C26（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C25（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で河野直人騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタラートキンギンに8馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河野直人騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

4歳（2008年）

1月12日、中1週で迎えた8戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノラブダンスに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

1月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキラキラボーイをクビ差制して勝利をモノにする

3月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（5戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（6戦2勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で林陽介騎手（7戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノシャダイに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

5歳（2009年）

6月25日、約13か月半の休養明けで迎えた16戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、富川さるがわせせらぎ公園特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた21戦目は、さくさくヤナギダコ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた24戦目は、エゾなきうさぎ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で沼沢英知騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で沼沢英知騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。