プレジデンツカップ（2004年生、母ビーンズビューティ）

プレジデンツカップ（2004年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゴルフの大陸別対抗戦」。毛色は栗毛。種牡馬のフサイチソニック（当時7歳）と交配したビーンズビューティが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は萩澤泰博。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月1日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮し、3着に入った。

12月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2007年）

2月10日、中7週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、アグネスワールド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

4歳（2008年）

4月29日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた11戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、きたあかり特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた12戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、JA富川雷峰いちご特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、アドマイヤドン賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ザッツザプレンティ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた15戦目は、オメガ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた16戦目は、JA平取町ニシパの恋人特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた17戦目は、ガーネットスター特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた18戦目は、アルファ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレダンスクインから5馬身差の2着となった。

8月19日、中1週で迎えた19戦目は、ボーンキング賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。